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換気扇の油汚れを落とす方法:フィルターをつけ置きするだけ

換気扇の掃除は、フィルターを外してつけ置きすればほぼ終わりです。60度のお湯に重曹と食器用洗剤を溶かして30分置けば、固まった油が自然に浮きます。

手早い解決方法

  1. 電源を切り、換気扇の下に新聞紙やビニールを敷きます。
  2. フィルターを外します。多くはツメを押すか引くと外れます。
  3. シンクや大きめの容器に60度程度のお湯を張り、重曹半カップと食器用洗剤を溶かして30分つけ置きします。
  4. 歯ブラシで軽くこすってすすぎ、完全に乾かします。
  5. 本体の外側と内側は、食器用洗剤を含ませた布で拭きます。

用意するもの

  • 重曹
  • 食器用洗剤
  • お湯
  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ
  • 新聞紙またはビニール
  • 乾いたタオル

手順

  1. 1. 電源を切って床を保護する

    換気扇の電源(またはブレーカー)を切り、下の調理台と床に新聞紙やビニールを敷きます。フィルターを外した瞬間に固まった油の塊が落ちてくることがよくあります。

  2. 2. フィルターを外す

    多くはツメを押すか、取っ手を引くと外れます。重く、油が垂れることがあるので両手で支えてください。外し方がわからないときは無理をせず取扱説明書を確認してください。

  3. 3. お湯につけ置きする

    この工程が掃除の9割です。60度程度のお湯に重曹半カップと食器用洗剤を溶かし、フィルターを完全に沈めます。30分置くと固まった油がやわらかくなり、水面に浮いてきます。

  4. 4. 歯ブラシで仕上げてすすぐ

    つけ置きのあとは力を入れる必要がほとんどありません。歯ブラシで格子の間をなぞり、流水ですすいでください。アルミ製フィルターは強くこすると変形します。

  5. 5. 完全に乾かす

    水気が残ったまま取り付けると、その場所に油がより付きやすくなり臭いも出ます。立てて水を切り、乾いたタオルで拭いてから半日ほど乾かしてください。

  6. 6. 本体を拭く

    フィルターを外した奥の面と外側を、食器用洗剤を含ませた布で拭きます。ファン(羽根)側は手の届く範囲までにして、奥は無理をしないでください。

  7. 7. 元に戻す

    完全に乾いたフィルターを元の向きで取り付けます。向きがある製品もあるので、外すときに写真を撮っておくと確実です。

注意点

  • 必ず電源を切ってから作業してください。
  • ファン(羽根)やモーターを勝手に分解しないでください。電気部品があり、組み立ても難しくなります。
  • 塩素系漂白剤と酸性の洗剤を混ぜないでください。有毒な塩素ガスが発生します。
  • アルミ製フィルターに強アルカリ性の洗剤を長時間使うと、表面が白く変色します。重曹程度が適当です。
  • お湯を扱うときはゴム手袋を着け、容器があふれないようにしてください。
  • 高い場所での作業になるので、踏み台が安定しているか確認してください。
  • 分解できる範囲はメーカーの取扱説明書を優先してください。

種類の違う洗剤を混ぜないでください。特に塩素系と酸性の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生します。製品ラベルの使用方法を必ず確認してください。

状況別の対処

何年も放置した換気扇

油が層になって固まっているので一度では落ちません。つけ置きを一晩に延ばし、お湯を替えて二度行ってください。それでも残るなら、フィルター交換のほうが時間と労力に見合います。消耗品として販売されている製品が多いです。

紙・不織布フィルターの場合

洗うためのものではなく交換用です。水につけると破れます。油が染みて色が変わったら新品に替えてください。

油が下に垂れてくるとき

フィルターが限界に達しているサインです。掃除を先延ばしにできない時期で、火災の危険もあるのですぐ対処してください。

吸い込みが弱くなったとき

多くはフィルターの目詰まりが原因です。掃除だけで回復することがよくあります。それでも弱いままなら排気ダクト側の問題の可能性があり、点検が必要です。

なぜ起きるのか

  • 調理中に発生した油は細かい粒子となって空気に混ざり、換気扇のフィルターがそれを捕らえます。フィルターがベタつくのは役割を果たしている証拠です。
  • 捕らえられた油は時間とともに酸化し、粘りのある黄褐色の層に固まります。古くなるほど水と洗剤では落ちにくくなります。
  • 重曹が効くのは、アルカリ性が固まった油脂を分解する方向に働くためです。
  • フィルターが詰まると吸い込みが落ち、油が台所全体に広がります。壁と天井がベタつく原因になります。

再発を防ぐには

  • 2〜3か月に一度、フィルターをつけ置き洗いします。先延ばしにすると何倍も大変になります。
  • 調理を始める前に換気扇を回し、終わってからも5分は回し続けます。
  • 揚げ物のあとは本体の外側も一度拭いてください。
  • フィルターが消耗品の製品なら、定期的に交換するほうが経済的です。

よくある質問

食洗機に入れてもよいですか。

アルミ製フィルターは食洗機用洗剤(強アルカリ性)で変色することがあるのでおすすめしません。ステンレス製なら可能な場合があるので取扱説明書を確認してください。つけ置き洗いのほうが安全です。

どのくらいの頻度で掃除すべきですか。

調理の頻度によりますが2〜3か月に一度が目安です。揚げ物が多い家庭は月に一度に早めてください。

ファン(羽根)まで洗うべきですか。

手の届く範囲を濡れた布で拭く程度で十分です。分解が必要なレベルなら専門の清掃サービスを頼むほうが安全です。

換気扇の掃除は火災と関係がありますか。

あります。フィルターやダクトに溜まった油は燃えやすく、下で炎が大きく上がると燃え移る可能性があります。定期的な掃除は安全管理でもあります。

基準日: 2026年8月25日

算出基準・出典:
  • フィルターの外し方と洗浄可否は、メーカーの取扱説明書を必ず確認してください。

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