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ノンフライヤーの掃除:焦げ臭さの原因は上のヒーター周りです

バスケットはお湯につけ置きしてからやさしく洗い、こすり落とそうとしないでください。焦げ臭さの多くは、本体上部のヒーター周りに飛び散った油が毎回焼けていることが原因です。ここを拭かない限り臭いは消えません。

手早い解決方法

  1. 電源を抜き、本体が完全に冷めてから始めます。
  2. バスケットとトレーに40〜50度のお湯を張り、食器用洗剤を数滴入れて15〜30分つけ置きします。
  3. 柔らかいスポンジで洗い、こびりつきは金属たわしではなくシリコンヘラで押して剥がします。
  4. 本体をひっくり返すか傾けて、上部のヒーターと金網周りに付いた油を、洗剤を含ませて固く絞った布で拭きます。
  5. 全部を完全に乾かしてから戻し、5分ほど空運転して残った水分と臭いを飛ばします。

用意するもの

  • 食器用洗剤
  • 柔らかいスポンジ(研磨面のないもの)
  • シリコンヘラまたは木べら
  • 重曹(こびりつき用)
  • マイクロファイバーの布
  • 綿棒(すき間用)

手順

  1. 1. 電源を抜いて冷ます

    ノンフライヤーの内部は200度近くまで上がります。使用直後は金属部分が触れないほど熱く、水をかけると危険です。必ずプラグを抜き、30分以上置いて完全に冷めてから作業してください。急ぐと火傷だけでなく、急な温度差でコーティングを傷めることもあります。

  2. 2. バスケットとトレーはつけ置きから

    こびりついた油と食材のかすは、こすって取るものではなくふやかして剥がすものです。シンクや大きめの容器に40〜50度のお湯を張り、食器用洗剤を数滴。バスケットとトレーを15〜30分沈めてください。焦げが厚いときは重曹を大さじ1加えると、油の分解が進みます。

  3. 3. 柔らかいスポンジでやさしく洗う

    バスケットの内側はフッ素樹脂などでコーティングされています。金属たわし、研磨剤入りクレンザー、メラミンスポンジは表面を削り、剥がれの原因になります。剥がれると食材が張りつき、次から掃除がもっと大変になります。柔らかいスポンジで足りない部分だけ、シリコンヘラで押して浮かせてください。

  4. 4. 網目と角の油を落とす

    バスケット底の網目や、トレーの角には油が残りやすい場所があります。ここを見落とすと、次に加熱したときに油が焼けて臭いの元になります。歯ブラシではなく、柔らかい毛のブラシか綿棒で、目の中を通すようにして落としてください。

  5. 5. 本体上部のヒーター周りを拭く

    焦げ臭さの最大の原因はここです。調理中に跳ねた油が上部のヒーターと金網に付き、加熱のたびに焼けて臭いを出します。本体を傾けるか、慎重にひっくり返して上部を見えるようにし、洗剤を薄めた水を含ませて固く絞った布で拭いてください。ヒーターの間は綿棒が入ります。水が垂れるほど濡らさないことが重要です。

  6. 6. 内壁とファンの前面を拭く

    庫内の側面にも油の膜が付きます。同じく固く絞った布で拭き、最後に水だけの布で洗剤を拭き取ってください。奥のファンは分解して洗おうとせず、見える範囲を拭くにとどめます。分解の可否は機種ごとに決まっており、勝手に外すと故障や事故につながります。

  7. 7. 完全に乾かして空運転する

    水分が残ったまま通電すると故障の原因になります。バスケットとトレーは自然乾燥させ、本体内部も乾いた布で水気を取ってください。全部組み戻したら、何も入れずに180度で5分ほど運転すると、残った水分と洗剤の臭いが飛びます。このとき換気してください。

注意点

  • 本体(電気部分がある側)を水に沈めたり、シャワーで流したりしないでください。故障と感電の原因になります。
  • 塩素系漂白剤と酸性の洗剤(クエン酸・お酢など)を一緒に使わないでください。有毒な塩素ガスが発生します。調理器具に塩素系を使うこと自体、基本的に避けてください。
  • 金属たわし・研磨剤入りクレンザー・メラミンスポンジはコーティングを削ります。使わないでください。
  • コーティングが剥がれてきたバスケットは、掃除の問題ではなく交換の時期です。製造元に交換部品があるか確認してください。
  • ヒーターやファンを自分で分解しないでください。手入れできる範囲は取扱説明書に書かれています。
  • 食洗機に入れてよいかは機種と部品で異なります。表示を確認せずに入れると、コーティングが早く傷みます。
  • 加熱中に煙が出る、焦げ臭さが急に強くなるといった場合は、すぐ電源を抜いて内部を確認してください。

種類の違う洗剤を混ぜないでください。特に塩素系と酸性の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生します。製品ラベルの使用方法を必ず確認してください。

状況別の対処

焦げが厚くこびりついているとき

重曹を大さじ2ほど入れたお湯につけ置きし、一晩置いてください。翌朝にはシリコンヘラで押すだけで剥がれることがあります。一度で取れなくても、削らずに二晩に分けるほうが結果的に早く、コーティングも残ります。

洗ったのに焦げ臭いとき

ほぼ確実に上部のヒーター周りが原因です。バスケットは目に見えるので洗いますが、上を向いて確認する人は多くありません。本体を傾けて中をのぞき、金網が茶色くなっていないか見てください。ここを一度きれいにすると臭いが劇的に変わります。

油の飛び散りを減らしたいとき

専用のクッキングシート(穴あきのもの)を敷くと、下に落ちる油が減ります。ただし風の通り道をふさぐので、必ずその機種に適合したものを使い、食材をのせずに紙だけを入れて加熱しないでください。紙が舞い上がってヒーターに触れる恐れがあります。

なぜ起きるのか

  • ノンフライヤーは熱風を高速で循環させる仕組みです。食材から出た油が風で舞い上がり、上部のヒーターと金網に付着します。バスケットだけ洗っても、この部分は残ります。
  • 付着した油は次の加熱で200度近くまで熱せられ、酸化して焦げます。これが「洗ったのに焦げ臭い」の正体で、回数を重ねるほど層が厚くなります。
  • バスケットのコーティングは、研磨で細かい傷が付くと食材が張りつくようになります。汚れが落ちにくくなり、さらに強くこするという悪循環が起きます。
  • 油は冷えると固まります。使用直後なら流れる油が、翌日には削らないと取れない層になります。掃除の手間は時間の経過でほぼ決まります。

再発を防ぐには

  • 使い終わったらバスケットにお湯を張って置きます。冷えて固まる前に浮かせるのが最も楽な方法です。
  • 週に一度、本体上部のヒーター周りを拭く日を決めます。ここが臭い対策の中心です。
  • 脂の多い食材(鶏皮、ベーコン、脂身の多い肉)を調理した日は、その日のうちに拭いてください。
  • バスケットに食材を詰め込みすぎないようにします。風の通りが悪いと、油が一か所に飛びやすくなります。
  • 洗ったあとは必ず完全に乾かしてから収納します。水気が残ると内部にサビや臭いの原因を作ります。
  • コーティングの状態を月に一度見てください。剥がれ始めたら早めに交換部品を確認するほうが、無理に使い続けるより結果的に安く済みます。

よくある質問

バスケットは食洗機に入れてもいいですか。

「食洗機対応」と明記されている機種なら可能です。ただし食洗機の高温と強いアルカリ性洗剤はコーティングを早く傷めるので、対応品でも手洗いのほうが長持ちします。表示がない場合は入れないでください。

重曹を入れて加熱してもいいですか。

バスケットに重曹水を入れて本体で加熱するのはお勧めしません。熱風式の機器は水を沸かす設計ではなく、蒸気や吹きこぼれが電気部分に入る恐れがあります。つけ置きはシンクや別の容器で行ってください。

空運転で臭いを飛ばすのは有効ですか。

掃除のあとに残った水分と洗剤の臭いを飛ばす目的なら有効です。ただし、汚れが残ったまま空運転しても臭いは消えません。むしろ油を焼き付けてしまいます。順番は「掃除してから空運転」です。

コーティングが剥がれてきました。使い続けても大丈夫ですか。

剥がれた部分は食材が張りつきやすく、掃除も難しくなります。安全性の判断は製造元の見解によるので、機種名を添えて問い合わせるのが確実です。交換用バスケットが販売されている機種も多いので、本体ごと買い替える前に確認してください。

基準日: 2026年8月25日

算出基準・出典:
  • 洗える部品・食洗機の可否・分解の範囲は機種ごとに異なります。ノンフライヤーの取扱説明書を確認してください。

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