靴の臭いを消す方法:原因は中敷きにあります
靴の臭いは汗そのものではなく、汗を栄養にした雑菌が作ります。中敷きを外して別に洗い、靴を一日ずつ完全に乾かすことが最も確実です。
手早い解決方法
- 中敷きを外して別に洗います。臭いの大半はここから出ています。
- 靴の内側を濡れた布で拭き、完全に乾かします。
- 乾いた靴の中に重曹を振り入れ、一晩置いてから払い出します。
- 同じ靴を二日続けて履かず、一日ずつ乾かします。
- 下駄箱の扉をときどき開けて風を通します。
用意するもの
- 重曹
- 中性洗剤
- 新聞紙またはキッチンペーパー
- 柔らかいブラシ
- ストッキング(あれば)
手順
1. まず中敷きを外す
靴の臭いの発生源はほとんどが中敷きです。汗を直接吸い込む部分なので雑菌が最も多く、外側をいくら洗っても臭いが残るのはこのためです。外せる構造なら必ず分けてください。
2. 中敷きを手洗いする
中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけ、ブラシでこすります。洗濯機に入れると形が崩れることがあります。すすいだあと日陰で完全に乾かしてください。乾ききっていない中敷きを戻すと、一日で元に戻ります。
3. 靴の内側を拭く
中敷きの下の底面と内側の壁にも汗が染みています。中性洗剤を少し含ませた濡れ布で拭き、乾いた布で水気を取ってください。
4. 完全に乾かす
臭い対策の半分がここです。新聞紙やキッチンペーパーを中に詰めると水分を吸ってずっと早く乾きます。湿ってきたら取り替えてください。風通しのよい日陰で一日以上乾かします。
5. 重曹で仕上げる
乾いた靴の中に重曹を大さじ2杯ほど入れ、一晩置きます。残った臭いを吸着します。朝は逆さにして振り出し、取れにくければ掃除機で吸ってください。ストッキングに入れて置けば払い出す手間がありません。
6. 一日ずつ休ませる
最も効果的な習慣です。靴一足が完全に乾くには一日かかりますが、毎日同じ靴を履くと乾く時間がありません。二足を交互に履くだけで臭いが大きく減ります。
注意点
- ドライヤーや暖房器具で急いで乾かさないでください。接着剤が溶けて底が剥がれます。
- 革靴に水を多く使うとひび割れや変形の原因になります。乾いた布で拭き、風通しを中心に管理してください。
- 塩素系漂白剤や強い洗剤を靴の中に使わないでください。肌が触れる部分であり素材も傷みます。
- 消臭スプレーで覆うだけでは原因が残ります。
- 足自体の臭いが強い、水虫が疑われる場合は靴の管理だけでは解決しません。皮膚科の受診を検討してください。
種類の違う洗剤を混ぜないでください。特に塩素系と酸性の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生します。製品ラベルの使用方法を必ず確認してください。
状況別の対処
スニーカー
丸ごと洗えるので最も管理しやすいです。中敷きと靴ひもを外して別に洗い、日陰で完全に乾かしてください。直射日光で乾かすと黄ばみます。
革靴
水洗いが難しい素材です。中敷きだけ外して管理し、靴の中は乾いた布で拭いてから重曹や靴用の消臭剤を使ってください。シューキーパーを入れておくと形の維持と除湿が同時にできます。
ブーツ・長靴
最も風が通らない構造なので臭いが強くなります。新聞紙を奥まで詰めて数日乾かしてください。靴用乾燥機があるならこの種類に最も役立ちます。
下駄箱全体が臭うとき
靴一足ではなく空間の問題です。靴をすべて出して風を通し、下駄箱の中を拭いて乾かしてから、炭や重曹を置いてください。扉をときどき開けておくのが基本です。
なぜ起きるのか
- 臭いの原因は汗そのものではありません。汗はほぼ無臭で、皮膚の常在菌が汗と角質を分解するときに臭い物質が作られます。
- 足は一日にコップ一杯ほどの汗をかきます。この水分が靴の中にこもると、雑菌が繁殖するのに完璧な環境になります。
- 中敷きはその汗を直接吸う部分なので、菌の密度が最も高くなります。
- 完全に乾かないまま履き続けると菌が増え続けます。一日ずつ乾かすことが根本的な対策である理由です。
再発を防ぐには
- 同じ靴を二日続けて履かないでください。
- 脱いだら中敷きを出しておくか、靴を逆さにしておきます。
- 汗が多いなら吸湿性のよい綿の靴下を履き、一日に一度替えてください。
- 下駄箱はときどき扉を開けて風を通します。
- 雨で濡れた靴は完全に乾かしてから下駄箱に入れてください。
- 中敷きは消耗品です。臭いが取れなければ交換してください。数百円で済みます。
よくある質問
冷凍庫に入れると臭いが消えますか。
消臭スプレーはどうですか。
中敷きを洗っても臭います。
重曹を靴に入れて大丈夫ですか。
基準日: 2026年8月25日
- 素材ごとの洗濯可否は、靴のメーカーの案内を確認してください。